ノルディックスキー・ジャンプ女子の高梨沙羅(24=クラレ)が11日、サマーグランプリ(GP)参戦に向けた欧州出発前にオンライン取材に対応した。22年北京五輪シーズンへの前哨戦は、17日開幕のポーランド・ビスワ大会からスタートする。「とても初戦が楽しみ」と、順調に積んだ夏場の練習の成果を発揮するつもりだ。
この日は都内で東京五輪聖火リレーの点火セレモニーに登場した。夏季と冬季で違っても、目標に向け競技に全力を注ぐのはアスリートとして同じ。「その大変さが身にしみて、聖火を重く感じた」。勝負のシーズンへ士気を高めていた。
GPは2年ぶりの参戦だ。昨夏は新型コロナウイルスの影響で大会が軒並み中止となり、出場していない。本番に向けて「空中部分に重点を置いて考えていきたい」とテーマを掲げる。昨季はW杯優勝は3度、トップ3は9度。男女歴代単独最多となる通算109度目の表彰台記録を達成した。それでも「空中部分の足りなさ、弱さを感じた」と満足していない。課題を克服できれば、本番で完璧な飛躍にさらに近づく。「平昌五輪から成長した姿をお見せできるように頑張っていきたい」。10月まで欧州を遠征し、試合を重ねながら鍛え上げる。【保坂果那】


