開志国際が17年以来3度目の8強入りを決めた。小林(宮崎)に69-61で逆転勝ちした。第4クオーター(Q)途中までリードを許したが、先発平均身長162・8センチの相手に、180センチのC瀬川玲奈(3年)が奮闘。フルタイムのコートで、ともに両チーム最多の18得点、27リバウンドを奪った。13日の準々決勝は初の4強入りを目指して岐阜女と対戦する。

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最後はC瀬川の高さが生きた。51-54で迎えた第4Qの3分すぎ。ゴール下から、2本連続でゴールを決めた。180センチのストロングポイントを生かすプレーで55-54と逆転に成功。「簡単にインサイドに入れてもらえなかった」と話したが、逆転のショットは空中で体勢を崩しながらリングに放った。

伊藤翔太監督(32)はミーティングで選手に「強さで勝負しよう」と話していた。スタメン平均162・8センチの相手を上回る強さは、瀬川を筆頭にした高さ。「リバウンドはダブルスコアで奪え」と指揮官は選手に厳命していた。

そんな指示に選手が応えた。チームのリバウンド獲得数は65本対33本。最多の27リバウンドを奪った瀬川は、オフェンスリバウンドも12本拾い、2次攻撃につなげた。しかし、決して満足していない。「相手のボックスアウトを外す工夫もしたい」とリバウンドへの意欲はふくらんでいた。

準々決勝で対戦する岐阜女は15年から5年連続で決勝進出(優勝1回、20年は中止)している強豪校。次は高さもアドバンテージにならない。得点とリバウンドで2試合連続ダブルダブルの活躍を見せている瀬川は「挑戦者で臨みたい」と初の4強入りへ、強気でチャレンジする。【涌井幹雄】