東京オリンピック(五輪)の卓球混合ダブルスで金メダルを獲得した水谷隼(32=木下グループ)が、来月9日に開幕するTリーグに一部参戦する方向で最終調整していることが29日、分かった。今日30日に所属する木下グループを訪問。今季の契約や参戦方法などを協議する。
水谷は男子団体で銅メダルを獲得した翌7日の記者会見で現役を引退する意向を表明。しかし、水谷はかねて日本代表を退いても自分のペースを保ちながら、いち卓球選手としてプレーしたい考えを示していた。同会見でも「最終的な判断はできていない。目が完治するなら40歳、50歳でもやりたい」と述べていた。
一方、今年11月に米ヒューストンで行われる世界選手権個人戦は辞退する。種目にかかわらず五輪でメダルを獲得した選手は世界選手権の出場権を得られる仕組みだった。パリ五輪も目指さない方針。
水谷は五輪後、卓球界の知名度を高めようと多くのテレビ番組に出演。東日本大震災などの復興チャリティーを目的としたマラソンにも挑戦した。日本代表チームに身を置き五輪を目指すこれまでの選手生活を退く一方で、五輪金メダリストとして社会貢献しながら一部で卓球選手の活動もしていく新たな道を模索していく。


