日本スケート連盟(JSF)が毎年選定している優秀選手賞の受賞選手紹介動画が1日、公開された。例年4月に表彰祝賀会を開催しているが、令和元年度、令和2年度(19、20年度)ともに新型コロナウイルス禍で断念。2年連続の中止を受け、受賞者の紹介と今季の抱負がJSF公式YouTubeチャンネルを通じて発信された。

19-20年シーズンの世界選手権スプリント部門とW杯(ワールドカップ)500メートル総合の2冠を達成した新浜立也(25=高崎健康福祉大職)は以下のメッセージをファンに届けた。

「新浜立也です。今シーズンは北京オリンピック(五輪)シーズンということで、500メートルで金メダルが取れるよう日々努力して、必ず金メダルを取っていきたいと思います」

「1000メートルも少しずつですが、世界との差が縮まってきているので、1000メートルもオリンピックでいい成績が残せるように頑張っていきたいです」

新浜は昨年、JSFが選ぶ19-20年シーズンの年間最優秀選手「JOC杯」をフィギュアスケート男子の羽生結弦(26=ANA)とともに受賞していた。