東京五輪金メダルの熱狂を未来へつなげていく。ソフトボールのリーグ後半戦の開幕を翌日に控えた3日、オンラインで会見が行われた。

ビックカメラ高崎の上野由岐子投手(39)は「しっかりオリンピックと切り替えて、リーグ戦へ向けて戦っていけたら。やるべきことは変わらない。いつも通り試合をしていけばいいのかな。自分のやるべき仕事をしっかりやりたい」。静かな口調で闘志を燃やした。

パリ五輪でソフトボールは実施されない。今後の競技の発展のためには、人気を高めていくことが求められる。上野は「オリンピックを通して、初めてソフトボールに出合った方もたくさんいらっしゃると思う。ソフトボールを知ってもらえるように、リーグ戦が始まったことをアピールしていけば。画面を通してでも、ソフトボールの楽しさ、表情も伝わるようなプレーをしていきたい」と語った。

上野のみならず、思いはみな同じだ。五輪で3本塁打を放った「二刀流」の藤田倭投手(30=ビックカメラ高崎)は「人気もオリンピックを機に上がった。熱が冷めないようにリーグ戦でもたくさんの魅力を伝えていけたら」。決勝では米国の反撃を止める“神ゲッツー”で金メダルに貢献した渥美万奈内野手(32=トヨタ自動車)は「これからのソフトボールの熱を私たちがつなげていかないといけない。今まで以上に気を引き締めてやっていきたい」と決意を述べた。

前半戦は8勝3敗のビックカメラ高崎が首位でターン。7勝4敗の2位にトヨタ自動車、豊田自動織機、デンソー、日立、戸田中央総合病院の5チームがつける大混戦となっている。