バレー男子日本代表がインドと対戦。

アジア選手権の優勝、準優勝チームは2022年にロシアで開催予定の世界選手権の出場権を獲得する。


スコア


日本25-15
25-15
25-18
インド


第1セット

開幕2連勝と勢いに乗る日本は予選リーグ最終戦でインドと対戦し、第1セットから猛攻を仕掛けて25-15。主将の石川祐希(25=ミラノ)が大会初出場を果たし、第1セットから早くも貫禄の違いを見せた。

石川は背中の痛みなどでコンディション面に不安があるとして、初戦(カタール)と第2戦(バーレーン)では出場機会がなかった。この日はスターティングメンバーに名を連ね強烈なサーブや強打で得点を重ねた。石川の活躍に押され、オポジットの宮浦健人(22=ジェイテクト)やアウトサイドヒッターの大塚達宣(20=早大)ら若手アタッカー陣も得点を重ねた。最後はミドルブロッカーの山内昌大(27=パナソニック)のスパイクが決まり、10点差を付けて第1セットを奪った。

日本―インド 第1セット、スパイクを決める石川(共同)
日本―インド 第1セット、スパイクを決める石川(共同)
日本―インド 第1セット、サービスエースを決める石川(共同)
日本―インド 第1セット、サービスエースを決める石川(共同)

第2セット

第2セットも日本の勢いは衰えず猛攻を仕掛け、25-15と連取した。

主将の石川祐希(25=ミラノ)、オポジットの宮浦健人(22=ジェイテクト)、アウトサイドヒッターの大塚達宣(20=早大)と得点を積み重ね、第2セットもインドに10点差を付けて圧倒した。勝利まで残り1セットとした。

日本―インド 第2セット、スパイクを決める宮浦(共同)
日本―インド 第2セット、スパイクを決める宮浦(共同)
日本―インド 第2セットを奪い、笑顔でタッチを交わす石川(右)ら(共同)
日本―インド 第2セットを奪い、笑顔でタッチを交わす石川(右)ら(共同)

第3セット

日本は予選リーグ最終戦でインドと対戦し、3-0とストレート勝ちを収めた。

主将の石川祐希(25=ミラノ)が大会初出場を果たし、第1セットから本領発揮。鋭い強打を連発し得点を量産。石川の活躍に押され、若手アタッカー陣も躍動し、終始相手を圧倒。予選リーグ3戦全勝で1位通過。16日から始まる各組上位2チームによる順位決定戦予備選に進み、オーストラリアと中国と対戦する。

背中の痛みなど予選2試合をベンチから見守ってきた石川が、コートに戻ってきた。会場内に詰めかけたファンが温かな拍手で出迎える中、序盤から魅せた。強烈なサーブでエースを奪い、相手のレシーブを物ともしないスパイクを披露。ここまでの鬱憤(うっぷん)を晴らすかのような活躍で得点を量産した。

勢いに乗った日本は2セット連続で10点差付ける(25-15)大差で連取。最終セットこそ点差を詰められたが、19年南アジア大会優勝のインドに地力の差を見せ25-18。ここまで3戦全勝、失セットはわずか「1」という圧倒的な強さで、16日から順位決定戦予備選に挑む。

日本―インド 第3セット、スパイクを決める石川(右上)(共同)
日本―インド 第3セット、スパイクを決める石川(右上)(共同)
日本―インド 第3セット、得点を決め喜ぶ石川(14)ら日本(共同)
日本―インド 第3セット、得点を決め喜ぶ石川(14)ら日本(共同)
3―0でインドを下し喜ぶ選手たち(共同)
3―0でインドを下し喜ぶ選手たち(共同)
インドに勝利し、選手とタッチを交わす中垣内監督(左から2人目)(共同)
インドに勝利し、選手とタッチを交わす中垣内監督(左から2人目)(共同)

<アジア選手権男子日本代表メンバー>

<2>ミドルブロッカー 小野寺太志(JT)

<3>セッター 藤井直伸(東レ)

<4>オポジット 大竹壱青(パナソニック)

<5>アウトサイドヒッター 大塚達宣(早大3年)

<6>ミドルブロッカー 山内晶大(パナソニック)

<7>アウトサイドヒッター 高梨健太(名古屋)

<9>ミドルブロッカー 福山汰一(ジェイテクト)

<12>アウトサイドヒッター 高橋藍(日体大2年)

<13>セッター 大宅真樹(サントリー)

<14>アウトサイドヒッター 石川祐希(ミラノ)

<15>ミドルブロッカー 李博(東レ)

<17>リベロ 小川智大(名古屋)

<19>オポジット 宮浦健人(ジェイテクト)

<20>リベロ 山本智大(堺)