日本ラグビー協会は21日、日本代表候補選手39人などを発表した。

春の活動から継続してフランカーのリーチ・マイケル(32=東芝ブレイブルーパス東京)、NO8姫野和樹(27=トヨタヴェルブリッツ)らが選出された。19年W杯代表のSH流大(29=東京サントリーサンゴリアス)が復帰を果たした。ジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチは「今回のチームは、若さと経験がしっかりと組み合わされており、グループ全体に強さと深さがあります。何人かの若い選手は初めてチームに合流となります。我々はこのグループには可能性があり、今後の日本のラグビー界で一緒に活動していきたいと考えています。これらの選手から最終メンバーに選ばれることも十分にあり得ます」とコメントした。

今秋は10月23日に昭和電工ドーム大分で行われるオーストラリア戦を皮切りに、欧州遠征を含めて計4試合のテストマッチを予定する。9月29日から宮崎で合宿を開始して準備を本格化。残り2年を切った23年W杯フランス大会を見据え、貴重な強化の期間となる。

◆今後の対戦予定(日本代表は世界ランク10位)

10月23日 オーストラリア戦(同3位、昭和電工ドーム大分)

11月6日 アイルランド戦(同5位、ダブリン)

13日 ポルトガル戦(同19位、リスボン)

20日 スコットランド戦(同8位、エディンバラ)