26年ミラノ・ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪を目指す世代の柴山歩(13=木下アカデミー)が、高得点で首位発進した。冒頭のルッツ-トーループの連続3回転などジャンプを全て着氷させ、64・20点。「キス・アンド・クライ」で得点を見ると「おぉ~!」と笑顔を見せた。

所属の木下アカデミーでは4回転ジャンプを大会で成功させている1学年下の島田麻央らと、切磋琢磨(せっさたくま)してきた。ノービスA(6月30日時点で満11~12歳)だった昨季は、1つ上のカテゴリーとなる全日本ジュニア選手権で4位と躍進。単純比較できないが、その大会のSP58・08点から大きく得点を伸ばし、成長を示した。フリーは9日に行われる。