女子SPが行われ、21年世界選手権銀メダルのエリザベータ・トゥクタミシェワ(24=ロシア)が81・53点をマークして首位発進した。

19年世界国別対抗戦で記録した自己記録(80・54点)を約1点更新する自己ベストとなった。

冒頭のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)をゆったりとした助走スピードからの独特の跳び方で決めると、片手を上げてのルッツ-トーループの連続3回転ジャンプでも加点を稼いだ。

2位には20年欧州選手権覇者のアリョーナ・コストルナヤ(18=ロシア)が78・61点。先月の国内大会では決めた3回転半を回避して2回転半にしたが、スピード感ある滑りでまとめきった。

3位は今季シニアデビューとなった20年世界ジュニア優勝のカミラ・ワリエワ(15=ロシア)。冒頭の3回転半で転倒はあったが、演技構成点では35・31と高評価を集めて74・93点とした。

フリーは日本時間10日午後10時20分から行われる。