レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンがポールポジションを獲得した。

レッドブル・ホンダは金曜から土曜にかけてセットアップを改善し、予選を優位に進めた。フェルスタッペンは最終アタックで高速コーナーの連続するセクター1で最速タイムをマークし、1分32秒910のベストタイムを記録。ハミルトンは直線主体のセクター2で最速タイムをマークしたものの、トータルでは0・209秒届かず2位に終わった。3位にはセルジオ・ペレスが入り、4位バルテリ・ボッタス(メルセデスAMG)がパワーユニット投入による5グリッド降格ペナルティーを科されているためレッドブル・ホンダは決勝に向けて有利なグリッドをつかんだ。

「とてもエキサイティングな予選だった。Q3最初のアタックはあまり良くなかったし、最終アタックは最後に雨が降り始めて難しかったけどうまくアタックをまとめることができて良かった。チームとしても1位・3位を獲得し素晴らしい仕事ができたね。明日はチームとともに最大限の結果をつかみとりたい」(フェルスタッペン)

ペレスは地元メキシコに近いテキサス州ということもあり、Q3最初のアタックでトップタイムを記録した際には大歓声を浴びたが、「最後のアタックはセクター1は良かったけど雨が降り始めたセクター3でマージンを失ってしまった」と悔しがった。

アルファタウリ・ホンダ勢も2台そろってQ3進出を果たしたが、Q3では思い通りのアタックが決められずピエール・ガスリーは9位、角田裕毅は10位に終わった。

(米家峰起通信員)