22年2月4日の北京オリンピック(五輪)開幕まで27日であと100日となり、代表争いも本格化する。初出場を目指す北海道出身または北海道を拠点に活動する代表候補たちは、本番への思いを高めている。大舞台への切符を目指す各競技のアスリートたちを紹介する。

スノーボードスロープスタイル男子の札幌市出身、浜田海人(22=ムラサキスポーツ北海道)はすでにシーズンインしている。23日スイス・クールで開幕したW杯ビッグエアに出場し、34位で予選落ちだった。北京五輪開幕へ「あと100日が早いか遅いのかわからないけど、いつも通り過ごせています。いつも通りが一番重要です」と構える。

五輪について「スノーボードをよく知らない人にも見られる機会。スノーボードというスポーツを知ってもらえる良い機会」と捉える。現在は着地の完成度を高めており、高回転のトリックにも挑戦中という。「いつも通りに焦らず自分のペースで練習をこなしていきたい。目標は金メダル」と掲げていた。