ノルディックスキー・ジャンプ女子の高梨沙羅(25=クラレ)が5日、W杯遠征出発前にオンライン取材に対応した。

22年北京五輪シーズンがスタートする。銅メダルを獲得した18年平昌オリンピック(五輪)後から作り直したジャンプに手応えを感じており、「夏場いいベースをつくってこられた実感はある。冬のシーズンに入るのが楽しみ」と自信を漂わせた。

北京五輪のジャンプ女子個人戦は、この日からちょうど3カ月後の22年2月5日に行われる。「もう3カ月って残り時間。その間にやれることはたくさんある。W杯もある。そこに向けていろいろ挑戦しつつ、自分のジャンプを完成させていけたら」と見据えた。

3度目の五輪に向けて「五輪に立っている人すべてが金メダルを目指している。私も負けずに金メダルを目指していきたい」と掲げた。W杯開幕戦は26日にロシア・ニジニタギルで行われる。1月の札幌大会、蔵王大会までは欧州での転戦となる。