フィギュアスケート・ペアでミラノ・コルティナオリンピック(五輪)金メダルの「りくりゅう」こと三浦璃来さん(24)木原龍一さん(34)組が14日、8月23日の婚約発表後では初めて公の場に姿を現した。
都内でブランドパートナーを務める「資生堂」のエイジングケア製品「エリクシール」のメディア発表会にそろって出席。三浦さんはシルバーのスパンコールがあしらわれた衣装、木原さんはシルクのようなシャツで登場すると、ステージ上で木原さんが三浦さんを持ち上げるリフトを披露した。会場の報道陣や関係者からは拍手が起こった。
三浦さんは冒頭で「皆さまこんにちは、本日は会場にお越しいただき、ありがとうございます。日々の積み重ねの大切についてお話でいればと思います」とあいさつ。木原さんは「楽しい時間を過ごさせていただければと思います」とあいさつした。
会の終盤には「10年後の私へ」と題して、2人がともに手紙を読み上げるシーンがあった。三浦さんが「10年後もみんなで笑顔あふれる日々を過ごせていますように」と話すと、木原さんは「りくりゅうとして10年、20年、30年、40年、50年、60年とすてきに年を重ねていきたい」と実感を込め、2人でほほ笑み合った。イベント中にはともに見つめ合いながら、笑みを浮かべる場面が目立った。
発表会にさしあたっては、資生堂のディビジョンオフィサー冨田千晶氏からは「本題に入ります前に先日、木原さん、三浦さんよりご婚約という大変おめでたいご報告がございました。お二人にとって、素晴らしい人生の節目と時を同じくして、ブランドパートナーにご就任いただき、ご一緒できますことは、私どもにとりましても、大変大きな喜びでございます」と祝福された。
「りくりゅう」は19年8月にペアを結成。カナダ・オークビルを拠点に研さんを積み、22-23年には国際スケート連盟(ISU)の主要大会を全制覇する「年間グランドスラム」を日本勢で初めて達成した。今冬のミラノ五輪ではショートプログラム(SP)5位で迎えたフリーで6・90点差を大逆転し、悲願の金メダルを獲得。4月に現役引退とプロ転向を発表し、自身初プロデュースだったカップル特化型のアイスショー「THE DESTINY」(7月31日~8月2日)では3日間計4公演でのべ1万8000人を動員した。
8月23日にインスタグラムで婚約を発表。「嬉しい時も、辛い時も、たくさんの時間を共に過ごし、支え合いながら歩んできました。いつしか、お互いにとってかけがえのない、なくてはならない存在となりました」などとつづり、2人が初めて一緒に滑った愛知・邦和スポーツランド(現邦和みなと&スポーツカルチャー)で現役最終年のフリー「グラディエーター」の衣装姿で婚約指輪を渡す写真などを公開した。【藤塚大輔】


