36年ぶりの優勝を目指す日大は、4連覇を狙う東海大に19-19と引き分けた。優勝の行方は最終節に持ち越された。次戦を終えて両校の勝ち点が並んだ場合、得失点差で順位を争う。

リーグ戦3連覇中の東海大に対し、一歩も引かなかった。前半互いにトライを1本ずつ取った後、日大は後半8分にWTB水間夢翔(3年)と同27分にWTB高野謙人の連続トライで逆転。19-12となったが、同37分に東海大のFB野口幹太(4年)に突破を許して再び同点にされた。

その後はさらに得点を取ろうと果敢にアタックを仕掛ける東海大の攻撃を耐える時間が続いたが、最後のところでふんばり追加点を与えなかった。中野克己監督は「東海大のセットプレーにどれだけ守るかやってきた。やられる場面もあったが、選手たちは最後まで全力でやってくれた」とたたえた。

例年と比べて、今季は4年生が先発メンバーに多く名を連ねている。中野監督は「同一学年が多いとまとまった力が出る。大学選手権に2年生から出ている世代なので、アタックやディフェンスで我慢できるのかなと思います」とその特徴を語る。

最終節を前に36年ぶりの優勝のチャンスも残っている。今月28日の(東京・秩父宮ラグビー場)の法大戦に向けて、主将でフランカーの飯田光紀(4年)は「今日は日大としてはセットプレーの良さがあんまりでなかったので、バックス展開力からアタックして勝ち点5を絶対に取りたい」と話していた。