カーリング混合ダブルスの北京オリンピック(五輪)最終予選の中継が中止になっていたことが6日、分かった。

まずNHK・BS1で5日午後5時から中継予定だった初戦の米国戦が取りやめになり、同日深夜のラトビア戦の生中継も別番組に差し替わった。6日午前の時点では、五輪切符の行方が決まる9日の最終日も含めて放送予定から削除されている。

日本カーリング協会によれば、6日午前の時点ではNHKからも世界連盟からも連絡が入っていない状態。放送が取りやめとなったことについて、取材対応者は「混乱しているところです」と困惑していた。

世界連盟の公式ツイッターは、中継するにあたり「複雑な」事情があった旨を説明。米国協会の公式インスタグラムは、現地の運営側と「スポンサー関連の衝突」があったことを報告した。

9日まで行われる混合ダブルスは14チームが出場。1次リーグは2組に分かれ、各組上位3位までが変則トーナメントに進み、残る2枚の五輪切符を争う。

11日からは男女の4人制が始まり、女子は平昌五輪銅メダルのロコ・ソラーレ、男子は日本選手権3連覇のコンサドーレが出場する。