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今日のイベント
【大会】
欧州選手権杯
▼会場
エストニア・タリン
▼種目
女子SP(13日午前11時15分=日本時間午後6時15分開始)
ペアフリー(13日午後7時=日本時間14日午前2時開始)
今日の誕生日
ジョアニー・ロシェット(1986年)→20年Pick Up!(最終項にリンクあり)
今日の1枚
日刊スポーツが蓄積してきた写真の中から厳選して紹介します。
21年11月14日、NHK杯エキシビションで演技するマッテオ・リッツォ(撮影・菅敏)。
プレーバック
オリンピック(10年バンクーバー五輪)
高橋大輔(23=関大大学院)が、フィギュアスケート日本男子初の五輪メダルを獲得した
今日の出来事
全日本選手権女子SPで、92年アルベールビル冬季五輪銀メダリストの伊藤みどり(26=プリンスホテル)が3年11カ月ぶりにアマのリンクに戻ってきた。2、3回転のコンビネーションを鮮やかに決めて首位に立ち、4年ぶり9回目の女王へ好発進した。(1996年)
世界の女王、みどりが4シーズンぶりにリンクへ戻ってきた。黒を基調とした、赤の炎がデザインされたコスチューム。ショートプログラムの曲目はストラビンスキーの「火の鳥」。氷上に鮮やかに映える伊藤の体は、まさに不死鳥のごとく、宙に舞い上がった。最初のジャンプは3回転ジャンプでは一番難しいルッツからのダブルトーループ(2回転ジャンプ)へのコンビネーションを完ぺきに決めると、約4年間だれもが待っていた「みどりスマイル」をふりまいた。
「アマは緊張感が漂ってますね。五輪以上に緊張したけど、何とかミスなしでいけました」と伊藤はトップ通過の喜びより、無事に演技を終えたことだけが満足だった。昨年12月のNHK杯を終えてから曲目を決めるという急仕上げも、問題なかった。芸術性を評価する演技点は9人中、3人のジャッジが5・9点(6点満点)。昔ながらの力強さに、プロ生活ではぐくんだあでやかさが加わっていた。
4年前のアルベールビル五輪を最後に、伊藤はプロへ転向した。「もう体力の限界」と、本当は燃え尽きたはずだった。しかし、昨年4月、「長野に何らかの形で携わっていきたい」とアマ復帰を決めた。実戦の何とも言えない緊張感が体に染み込んでいた。そして再び、6歳から指導を受けてきた山田満知子コーチ(52)との二人三脚が始まった。
プロとしてのアイスショーも継続しているため、アマとしての練習は、全盛期の半分になった。しかし、二人の関係も確実に変化していた。山田コーチは言う。「昔は私のために、みどりは滑っていた。でも今は自分のために滑っている。だからもうケンカはしません」。その分練習内容は濃くなっていた。
14日のフリーではトリプルアクセルも披露する予定だ。この大会には3月の世界選手権出場権(女子二人)がかかるが「明日の方がもっと不安です。4分間滑り切れるかどうか」。そう言う伊藤の表情は、緊張感を楽しんでいるようでもあった。




