バスケットボールBリーグ1部のレバンガ北海道が3日、横浜ビー・コルセアーズ戦(5、6日、神奈川・横浜国際プール)に向けて練習を行った。

佐古賢一監督(51)は練習前の円陣で「守備を強化しよう」と声出し。前節の川崎戦では1戦目91点、2戦目85点と上位チームから多くの得点を奪えたもののそれ以上の失点が響き2連敗。「得点は取れている。問題は守備。シーズン序盤はいい守備が出来ていた。最近は得点を取ることに意識が向き過ぎている」と振り返った。

課題であったターンオーバーやトランジション(攻守の切り替え)の改善のため、ハーフコートからの守備のローテーションやシステムを変更し、何度も確認を行っていた。

守備の要として期待される松下裕汰(22)は指揮官から丁寧に守備の指導を受け「難しい部分もあるが、守備が持ち味なので理解を深めてみんなで守れたら」と熱心に聞き入った。

全日本大学選手権(インカレ)で何度も対戦経験がある横浜の河村勇輝(20)との対戦には「ゴールに向かってくるアタックが強い。3点シュートもあるのでやられたくない」。松下を中心に、守り勝つスタイルで横浜に連勝を狙う。