ラグビー「リーグワン」の主催者は18日、第6節の試合が次々と中止になったことを発表した。

19日のトヨタヴェルブリッツ-コベルコ神戸スティーラーズ戦は中止。

神戸側にメンバー登録後の18日に新型コロナウイルスの陽性者1人が出たことが判明。他の選手への感染、濃厚接触の疑いがあるため、主催者側は「試合登録に必要な選手がそろわないことが確定した」という。トヨタ側が不戦勝で勝ち点5を獲得し、不戦敗の神戸は勝ち点0となる。

20日のNTTドコモレッドハリケーンズ大阪-NTTコミュニケーションズシャイニングアークス東京ベイ浦安戦も中止になった。

浦安側に16、18日とそれぞれ陽性者1人が出たため。大阪が不戦勝、浦安が不戦敗となる。

さらに、この日の午後10時すぎになって、19日のリコーブラックラムズ東京-クボタスピアーズ船橋・東京ベイの中止も発表。BR東京側に陽性者が出たためという。

時間が過ぎるにつれ、次々と試合が開催できない緊急事態になった。

第6節は既に東京SG(旧サントリー)-東葛(旧NEC)も中止になっており、18日午後10時すぎの時点で、6試合中4試合が開催されない。