3年ぶりの団体戦が男女とも点取り試合で行われ、5人制の男子は、大牟田(福岡)が決勝で東海大相模(神奈川)を2-1で破り、初優勝を飾った。3人制の女子は、佐賀商業(佐賀)が決勝で富士学苑(山梨)に1-0で勝ち、初優勝を果たした。

大牟田は大将の三木望夢(1年)が技ありで逆転勝ちを決めた。次鋒の森山耀介(2年)に続く優勢勝ち。相手先鋒木原慧登(1年)に開始30秒に内股で一本勝ちされたが、最後まで諦めず、栄冠をたぐり寄せた。杉野健次郎監督は「時間はかかりましたが、OBの悲願でした」と興奮冷めやらぬ様子だった。

佐賀商業は、先鋒の近藤美月(2年)が値千金の技ありを決めた。「今まで通り自分の柔道をしたら、勝てると信じていました」と話し、喜びをかみしめた。

最優秀選手には男子は三木望夢、女子は近藤美月が選ばれた。

【男子】

◇準決勝◇

東海大相模(神奈川)1-0作陽(岡山)

大牟田(福岡)1-0木更津総合(千葉)

◇決勝◇

大牟田(福岡)2-1東海大相模(神奈川)

【女子】

◇準決勝◇

富士学苑(山梨)2-1広島皆実(広島)

佐賀商業(佐賀)0-0~代表戦勝ち~淑徳(東京)

◇決勝◇

佐賀商業(佐賀)1-0富士学苑(山梨)