スイスが3連覇を飾った。初の決勝進出を果たした韓国を相手に7-6で競り勝った。

42歳のスキップ、シルバナ・ティリンツォーニのショットがさえ渡った。フォースを務めるアリナ・パッツも好調。第2エンド(E)で幸先よく3点を取ると、第7Eで5-5の同点とされるが、好ショット率を維持。最後は有利な後攻で迎えた最終第10Eで1点を取りきって、7-6で勝利。1次リーグ(L)から14連勝負けなしで頂点に立った。ティリンツィーニは「なんとも言えません。チームを誇りにも思ってます」と喜んだ。

北京五輪では日本代表のロコ・ソラーレと激戦を繰り広げた。1次リーグ最終戦で対戦すると、8-4で勝利。続く決勝トーナメントの準決勝では逆に6ー8で敗れ、その後の3位決定戦も敗北し、メダルを逃していた。

今大会で日本代表を務めた中部電力は、決勝トーナメントの可能性が残った1次L最終戦を前に、チームに新型コロナウイルスの陽性者が複数出たことで、大会自体を途中棄権していた。

◆22年世界選手権 女子は日本を含めて計13チームが出場。全チーム総当たりの1次Lを行い、上位6チームが決勝トーナメントに進んだ。1次Lの1、2位チームは無条件で準決勝に進出し、その前に同3位と同6位、同4位と同5位が対戦した。