フィギュアスケート男子で18年平昌五輪(オリンピック)代表の田中刑事(27=国際学園)が11日、現役引退を発表した。自身のツイッターに「この度、私は20年間にわたって続けてきたフィギュアスケート競技を引退することにいたしました」とつづった。今後はプロスケーターと、指導者を志すアシスタントコーチを並行していくという。

【田中刑事(たなか・けいじ)】

◆生まれ

1994年(平6)11月22日、岡山・倉敷市

◆競技歴

4歳でスケートを始める。小3からコーチについて、大阪に通うようになる。大学生になって関西で1人暮らし。18年平昌五輪18位。11年世界ジュニア選手権2位。16年グランプリ(GP)シリーズNHK杯3位、19年GPスケートカナダ3位

◆今季

全日本選手権11位

◆今季の演目

ショートプログラム(SP)「シン・エヴァンゲリオン劇場版」、フリー「Whiplash」

◆自己ベスト

SP=80・95点(19年世界国別対抗戦)

フリー=169・91点(19年GPスケートカナダ)

合計=258・84点(19年世界国別対抗戦)

◆同期

羽生結弦(ANA、五輪2連覇)、日野龍樹さん(12年ジュニアGPファイナル3位)、村上佳菜子さん(14年ソチ五輪12位)ら

◆趣味

テレビ観賞。「ジブリだけじゃなく。映画も好きだし、バラエティーも好きだし、アニメも好きだし、漫画も好き」

◆名前の由来

「正義感強く育って欲しい」と父が命名。「覚えられやすくて、結構得していると思うけれど、人一倍悪さはできない」

◆身長

172センチ