宮城県村田町にある総合モータースポーツ施設「スポーツランドSUGO」が20年11月から行ってきたインターナショナルレーシングコースの改修工事が終了。15日、「新ピット・パドック落成記念式典」が行われた。改修工事は近年のモータースポーツの高性能化、高速化に対応するため、ピットレーンを2メートル拡張。さらに、車検場と救護室を移設してパドックスペースを拡張、東西のピットも改修した。

新しい時代に対応した、より安心、安全なサーキットへ-。サーキットを運営する株式会社菅生の遠藤渉社長は「女性や子どもたち、皆さんに楽しんでいただけるように。もっともっとモータースポーツを好きになっていただけるような努力をしていきたい」と語った。

今年8月には日本で3年ぶり、スポーツランドSUGOでは初めてとなるバイクレースの国際大会「アジアロードレース選手権」が開催され、最大15カ国、130チームが参戦予定。遠藤社長は「新たに国際大会を開催することで、東北地方を盛り上げていけたらと思っています」と期待を込めた。新しいサーキットでこれまで以上の感動を届けていく。