一発勝負の順位決定戦で、リーグ戦1位の三菱重工相模原ダイナボアーズが、同3位の三重に負けた。

相模原は1点リードの後半32分、HO大塚憂也が危険なタックルでシンビン退場。グレッグ・クーパーヘッドコーチが「1人少ない状況で自分たちのやりたいラグビーができなかった」と振り返るように、同36分にPGを献上して逆転された。最後まで粘りの姿勢をみせたものの、三重の厚いディフェンスを破れず、2点差に屈した。

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順位決定戦で1位になれば、自動的にディビジョン1に昇格できる。30日の順位決定戦第2節、花園(リーグ戦2位)-三重戦の結果にもよるが、5月8日の第3節・花園戦は、ホーム(秩父宮ラグビー場)で開催するだけに、負けられない試合となる。同ヘッドコーチは2週間後の大一番に向けて「勝つことに集中していきたい」と話した。