ジュニア層の競技向上などを目的にした「ワールドモーグルキャンプ」が29日、サッポロテイネスキー場で開幕した。2月の北京オリンピック(五輪)フリースタイルスキー・モーグル男子金のウォルター・ウォルバーグ(22=スウェーデン)、銀のミカエル・キングズベリー(29=カナダ)、銅の堀島行真(24=トヨタ自動車)が勢ぞろい。女子モーグル5位の川村あんり(17=東京・日体大桜華高)を含む4人がゲスト参加し、スクールを開催した。

今回のイベントは5月1日まで3日間行われ、一般から子どもまで約70人を指導し、最終日にはエキシビションマッチを実施する。ウォルバーグは「一緒に滑る子どもたちに何かインスピレーションを与えられるように」。堀島は「世界で戦うトッププレーヤーの姿を見せたい」と意気込んだ。