ラスト1試合で運命が決まる。東地区6位でワイルドカード(WC)4位の秋田ノーザンハピネッツは、西地区最下位の三遠ネオフェニックスに88-72で逆転勝ちし、チャンピオンシップ(CS)初進出へ可能性を残した。この日はWC2位三河と同3位SR渋谷が敗戦。8日の最終戦で秋田が勝利した上で両チームが連敗すれば、B1参戦5季目で初のCS出場が確定する。
怒濤(どとう)の3点シュート(3P)攻勢で嫌な流れを吹き飛ばした。15-22の第2クオーター(Q)残り8分47秒、大浦颯太(24)から川嶋勇人(31)、田口成浩(32)へと流れるようなパス回し。最後は田口がチーム最初の3Pを成功させると、大浦、ジョーダン・グリン(32)も続き、3連続3Pで形勢逆転。同1秒、今度は田口が3Pのシュートモーション中にファウルを受け、テクニカルベンチファウルも重なり、4本のフリースローを獲得。すべて沈める「4点プレー」で引き離した。
秋田は今季の3P成功率が37・7%でリーグトップ。第1Qではその武器が1本も決まらず、11点差をつけられた。それでも、ベテラン田口が第2Qに突破口を開き、3P3本含む17得点を挙げた。「僕たちは(三遠戦で)2連勝するシナリオを達成できるように挑戦していきたい」。前田顕蔵ヘッドコーチ(39)は「1Qはしんどかったが、選手たちが持ち直して強い気持ちで戦ってくれた」と評価。CS進出へ秋田が最後の40分で奇跡を起こす。



