F1第5戦マイアミGPの決勝が8日(日本時間9日)行われ、レッドブルのマックス・フェルスタッペンが逆転優勝を果たした。

ポールポジションのシャルル・ルクレール(フェラーリ)がレース序盤をリードしたものの、次第にフロントタイヤが厳しくなりフェルスタッペンがオーバーテイク。レース終盤にセーフティーカー導入となり7秒のリードが消滅し、ルクレールは猛攻を仕掛けたもののフェルスタッペンが抑え切って優勝を飾った。

「信じられないくらい素晴らしいレースだったよ。序盤はタイヤの温度が上がらず滑って少し苦労したけど、徐々にペースが良くなっていったんだ。とても暑くて体力的にもすごくキツかったけど、僕らにとって最高の日曜日になった。初開催で素晴らしい雰囲気だったし運営も素晴らしかったマイアミで勝てて本当にうれしいよ」

角田裕毅(アルファタウリ)は今季最高の9番グリッドからスタートしたもののグリップ不足でペースが上がらず低迷。最後は前走車のアクシデントで12位までポジションを上げたが「1周目にペースが上がらず何台にも抜かれ、そこから挽回することができませんでした。とてもガッカリしています」と肩を落とした。(米家峰起通信員)