【カーリング】ロコ・ソラーレ決勝進出ならず　カナダチームに延長戦で敗れる／ライブ詳細

＜カーリング軽井沢国際選手権：ロコ・ソラーレ3-4カナダ＞◇17日◇準決勝

北京五輪銀メダルのロコ・ソラーレは1次リーグを2勝1敗の2位で突破したが、準決勝で敗れた。世界ランキング1位のカナダに3－4で惜敗。2点をリードされる展開から第5、6エンド（E）の連続得点で追いついたものの、延長第9Eに力尽きた。3位決定戦に回り、18日午前9時からフォルティウスと対戦する。

: 準決勝カナダ戦で指示を出す藤沢五月（C）軽井沢国際 2022_H.Ide

チーム	１	２	３	４	５	６	７	８	EE	計
ロコ・ソラーレ	0	0	0	0	1	1	0	1	0	3
カナダ	0	1	0	1	0	0	1	0	1	4

: 準決勝でブラシを掃くロコ・ソラーレの吉田夕梨花(左)と吉田知那美（C）軽井沢国際 2022_H.Ide

試合経過

第1エンド

赤のロコ・ソラーレが先行。サークル内には赤いストーンが1つだけという状態で迎えた最終投、カナダはスキップのエイナーソンが相手ストーンをはじき出してブランクエンドに。静かな立ち上がりで幕を開けた。

第2エンド

引き続きロコ・ソラーレが先行。有利な後攻のカナダが中盤以降に良い形を作り、複数点もあるかと思われたが、エイナーソンのラストロックは狙いから外れて1点止まり。

第3エンド

ロコ・ソラーレがこの試合初めて有利な後攻。互いにリスクを負わない展開で進む。藤沢の最終投は、サークル内に1つだけあった相手ストーンをはじき出してブランクエンドとなった。

第4エンド

引き続きロコ・ソラーレが有利な後攻。スキップ藤沢の1投目でいい形を作ったように見えたが、カナダもスキップのエイナーソンが好ショットで応酬。ナンバー1を確保された状態で投じた藤沢のラストショックは狙いから外れ、1点をスチールされた。

: 準決勝で指示を出す吉田知那美（C）軽井沢国際 2022_H.Ide

第5エンド

8エンド制の後半スタートは、2点を追うロコ・ソラーレが引き続き後攻。サードの吉田知の好ショットで流れを引き寄せたかに見えたが、相手スキップのエイナーソンも鮮やかなショットで応酬。最後は藤沢のドローショットでロコ・ソラーレが1点を返した。

第6エンド

1点を追うロコ・ソラーレが先行。後攻のカナダがいい形で進めていたが、ロコ・ソラーレも粘り強く戦う。最後はロコ・ソラーレが1点をスチールする形となり、2－2の同点とした。

第7エンド

ロコ・ソラーレが先行。藤沢の2投目の前にチームが集まり、3分近い長考。サークル内に唯一あった相手ストーンをはじき出し、投じた石はガードストーンの後ろに回り込む好ショットに。ブランクエンドを狙うかと思われたカナダの最終投はサークル内に残る形となった。カナダが1点リード、ロコ・ソラーレが有利な後攻で最終エンドへ。