女子で北京五輪銀メダルのロコ・ソラーレは準決勝で敗れた。カナダのエイナーソンがスキップを務めるチームに延長戦の末、3－4で屈した。3位決定戦に回り、18日午前9時からフォルティウスと対戦する。
これまで何度も対戦してきた強敵と、この日は国内の舞台で熱戦を繰り広げた。苦しい展開から盛り返したロコ・ソラーレだが、最後は一歩及ばず。海外遠征から戻ってきたばかりのチームは、ストーンが滑りやすく曲がりづらい日本のアイスへの対応に手を焼いた。スキップ藤沢五月は「決めるべきところで決めきれなかった」。
相手は世界チームランキングトップの強豪。短期間ですぐに日本の氷の状態に合わせ、勝負どころで精密なショットを放った。藤沢は「やっぱりランキング1位の実力を持っているチーム。私たちもそれを目指すべきだなと感じた」。その技術の高さに敬意を表した。
フォルティウスとの3位決定戦が年内最後の試合となる。「いい形で終わりたいけれど、簡単には終わらせてくれないのがフォルティウス。ショット精度を求められる展開になる」と気持ちを引き締め直した。
