全国高校ラグビー選手権が26日、大阪・花園ラグビー場で開幕する。初出場の立命館慶祥は、北海道予選決勝で左手甲を骨折したプロップのFW中村友哉(3年)が28日の1回戦石見智翠館(島根)戦に向けて完全復帰。現立命館慶祥FWコーチで、北見北斗OBの父文隆氏(55)との親子2代花園出場へ、準備を整えた。
札幌山の手との道予選決勝前半のタックルで負傷、「クリームパンのよう」(中村)に腫れた手の痛みは消えた。小学校では野球の投手で道選抜入りし、今夏の甲子園に出場した旭川大高の広川稜太主将(3年)らと一緒に戦った“投げる”スペシャリスト。正確無比な中村のラインアウトスロー復活は朗報だ。
「自分の(花園出場の)時よりうれしい」と、息子の晴れ舞台初登場に、入学から3年間指導してきた父は表情を緩める。中村は「道大会決勝は手が痛くて(正確に)投げられず、迷惑をかけた。花園ではしっかり投げて、勝利に貢献したい」とやる気をみなぎらせた。


