12大会連続30回目出場の高鍋(宮崎)が、快勝発進だ。同校創立100周年の年で「是が非でも2勝して正月を花園で迎えたい」というフィフティーンは燃えていた。立ち上がりから猛攻を見せる。前半4分、敵陣右でのスクラムから左へ展開し、左WTB本広勇都(2年)がトライし先制。さらに5トライを重ね、前半は38-0で折り返した。後半も攻撃の手を緩めることなく、4トライなどで28点を加え、66-0で圧勝した。

倉吉東(鳥取)は5大会ぶり12回目の出場だったが、対戦校の人数不足で、鳥取県予選で1試合も戦うことなく県代表となった。3校が出場予定だったが、先に対戦するはずだった2校の人数がそろわず、倉吉東の県代表が決定。2校で連合チームを作り、決勝も参考試合として行う予定だったが、連合チームに故障者が相次ぐなどで実現しなかった。ぶっつけ本番の花園での試合は、リザーブなしの15人で奮闘したものの完敗。悲願の「花園1勝」は12度目もお預けとなった。

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