4大会ぶり64回目出場の天理(奈良)が、ベスト8進出を決めた。

前半14分の失点後、27分にトライを返して5-5で前半を折り返した。

一進一退の攻防が続き、互いにPGを決めて8-8の後半23分。FB前田晃明(3年)が右中間にトライ。7点のリードを守り切って競り勝った。

松隈孝照監督は「今年のチームらしい戦い方だった」とし、息の詰まる接戦ゲームを振り返って「今年の子は焦らない。取られても追いつく意識でバタバタしない」と話した。

04年度大会以来のベスト4へ。NO8太安善明主将(3年)は「自分たちがベスト4にいって、最終的には優勝(したい)。自分たちの強みはFWなので、全面に出していく」と力を込めた。

次戦の準々決勝は3日、長崎北陽台との対戦が決まった。

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