山形中央が近江(滋賀)に0-2のストレート負け。昨年度の春高、昨夏の高校総体に続き、またしても3回戦の壁に阻まれた。

エースの中村来太郎主将(3年)は「1S目は思うようにプレーできなくて、自分の役割を果たせなかった」。第1Sを20-25で落とし、第2Sはジュースまでもつれ込んだが、取り切れず24-26で競り負けた。

終盤はエースにボールが集まった。力強いスパイクを何度も打ち込み、サービスエースも決めた。「もっとバレーをしたい。簡単には終わりたくなかった」と中村。思いを込めて右腕を振り続けた。しかし、強い思いも16強の壁は越えられなかった。中村は「今のままでは足りない。何をしたらセンターコート、日本一に到達できるのか、もっと模索して、頑張ってほしい」と、後輩に夢を託した。

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