第4回全日本ブレイキン選手権(18、19日、東京)に出場する山田琵葉(ひよう、磐田東中2年)と山田彩央(あお、磐田富士見小5年)の姉妹が2日、磐田市役所で山本敏治教育長(61)を表敬訪問した。2024年パリ・オリンピックで正式種目になった「ブレイキン(ブレイクダンス)」。昨年、女子オープン部門(一般)で全国ポイントランキング4位。同部門で最年少出場を決めた姉・琵葉は「ベストを尽くして結果を残したい」と抱負を語った。姉とダブル出場を決めた妹・彩央は、女子ジュニア部門ランキングで13位。「初の全国大会は楽しみ。姉に続いて頑張りたい」と意欲を示した。

浜松市中区「HSE・STYLEダンススクール」に所属。約2年前から指導する元世界王者のYU-YA氏(32=浜松市在住)は「2人は伸びしろだらけ。県内2人目の世界チャンピオンを期待したい」と語った。週5日、毎日3時間の練習では現在、大会に向けたプログラムに切り替えて特訓中。準備も万全だ。

山本教育長は「磐田市民として誇りに思う。心から応援してます」とエールを送った。【山口昌久】