ラグビーの全国女子選手権は5日に神奈川・小田原市城山陸上競技場で決勝を行い、東京山九フェニックスが単独チームとして初優勝を飾った。

日体大に27-24で逆転勝利。2点を追う後半41分、WTBニア・トリバー(24)が劇的なトライを挙げた。

22年W杯ニュージーランド大会日本代表のNO8鈴木実沙紀主将(30)は「タフな試合になることは分かっていましたし、最後に優勝という形で終われたことを本当にうれしく思います。自分たちの強みはスペースにどんどんボールを動かして、敵陣でも恐れずにスキルを使ってボールを運んでいくことです。今日は1年間取り組んできたことをしっかりと出せたと思います」と喜んだ。