今季グランプリ(GP)ファイナル優勝ペアの「りくりゅう」こと三浦璃来(21)木原龍一(30)組(木下グループ)が、開幕日の公式練習に参加した。
ショートプログラム(SP)の「You’ll Never Walk Alone」を曲かけ。サイドバイサイドの3回転トーループなどは回避したが、スロー3回転ルッツや曲かけ後のデススパイラルを美しく決め、リンクサイドのブルーノ・マルコット・コーチから拍手を受けた。
前日にメインリンクで行われた公式練習ではフリー「TWO」を曲かけ。ダブルアクセル(2回転半)を組み入れた3連続ジャンプや3回転ツイストなども万全で、五輪(北京団体戦の暫定銅)世界選手権(銀)GPファイナル(金)に続く国際スケート連盟(ISU)公認の主要4大会の全メダル獲得へ、優勝候補の筆頭として挑む。
GPファイナルをペアの日本勢で初めて制した後、全日本選手権は航空機遅延とロストバゲージが重なる不運で欠場。約2カ月ぶりの実戦へ4大陸選手権への思いを口にした。
2日前の初練習時に取材応対し、木原が「(三浦と)組んで4大陸に出たのは1回だけ」と回想。その20年ソウル大会(韓国)は8位で「2人で大会後、インタビューを受けた際にプレカン(表彰台に立った組だけが出席するプレスカンファレンス)のところに座って『いつか座ろう』と話していた。あの時は、こういう時(世界トップクラスの現在)が来るなんて思っていなかったんですけど、いろいろ経験させていただいて、また戻ってこられた。試合が終わった後、また(メダルを手にプレカンへ)行けたらいいなと思います」と思い描いていた。
ペアSPは日本時間11日の午前3時40分から午後5時20分まで行われる。(米コロラドスプリングズ=木下淳)


