ラグビー関西大学Aリーグ王者の京産大が1日、京都市内の同校で始動した。
元日本代表SOの広瀬佳司監督(49)が就任後は、2季連続で全国大学選手権で4強入り。続投が確実となり、悲願の大学日本一を目指すシーズンとなる。
就任1季目の21年度は帝京大に30-37、昨季は早稲田大に33-34。いずれも準決勝で接戦の末に敗れている。同監督は「いかに昨季以上の成績を残すか。(次の)4年生で(試合に)出ている子が少ないので、僕自身がチャレンジの年になると思います」と語った。
2年前は事実上の主将として共同リーダーを3人、昨季はフランカー福西隼杜(神戸)とCTB家村健太(静岡)の共同主将体制を敷いたが、今季の主将はフランカー三木皓正(3年=京都成章)1人に絞った。
父康司さんも京産大ラグビー部出身の三木は「目標は日本一です。チーム理念にある通り、いつ、いかなる時もそこを目指す。見ている人も、やっている自分たちも熱くなれるチームにしたい。(2季連続で)4強にいきましたけれど、そんなことは捨てて、自分たちはまだ弱いんだという意識でひたむきに頑張りたい」と意気込みを示した。
FWリーダーにヴェア・タモエフォラウ(3年=札幌山の手)、BKリーダーに負傷で昨季は出場できなかったFB船曳涼太(3年=神戸科技高)を任命。スローガンは「Passion(情熱)」に決まった。
両プロップの野村三四郎と渡辺龍、ロックのアサエリ・ラウシ、フランカー福西、NO8高本泰伍、SO西仲隼、CTB家村ら主力となる4年生が卒業。広瀬監督は「タテのラインがごっそり抜けたので、サイズ的にも見劣りする。さら地の状態から作り上げていく。(2人のリーダーも)試合に出られる保証はないです」と競争でチーム力を上げて行く方針だ。
関西3連覇、その先にある大学日本一へ。新たな挑戦が始まる。


