男子200メートル自由形で松元克央が6連覇し、21年東京五輪の悪夢を振り払った。自身2度目の1分44秒台で、昨年世界選手権銅メダルタイムと同じ1分44秒98で世界選手権の代表切符をつかみ「ここからがスタート。もう1度メダル獲得を目指していきたい」。19年大会の銀メダルに続く躍進を目標にした。

同じ会場で行われた東京五輪では金メダルを狙い、予選敗退に終わった。「もちろん悪いイメージで終わっていた。よぎったけれど、覆すことも自分でやらなきゃいけないことだった」。冬場の猛練習は泳ぎに表れ、2位の真野に2秒半以上の大差で優勝を決めた。

名前は克央で「かつひろ」と読むが、周囲には「カツオ」と親しまれる。終盤の追い上げについて問われると「“追いガヅオ”は復活してきているけれど、世界と比べると、これでは追い越せない。もっと追求したい」と言い切った。確かな自信を成長につなげる。