テレビ朝日は8日、フィギュアスケート男子の冬季オリンピック(五輪)2連覇王者で、昨夏プロ転向した羽生結弦さん(28)の初単独アイスショー「プロローグ」を地上波で初めて放送すると発表した。9日の午後1時55分~3時20分まで、同局系列(一部地域を除く)で放送される。

今回の放送では、青森・フラット八戸で行われた千秋楽の公演の模様を紹介。18年平昌五輪で金メダルを獲得したプログラムや三味線の生演奏、観客からのリクエストで滑った演目、被災地への願いを込めた特別な上演など、これまでのスケーター半生を振り返るような、羽生さん自身の思い入れのある楽曲を伝える。

「舞台裏に独占密着」とし、撮影から振り付けまで自ら考え、奮闘した姿やリンク外の「おちゃめなNGシーンも!?」。新たな表現方法として、スケートとプロジェクションマッピングとの融合に初挑戦した裏側などにも迫る。

全演目の終了後、氷上で最後のあいさつをする羽生さんの目には涙が-。初の単独アイスショーを終え、マイクを握った羽生さんは何を語るのか。同局は「競技者からプロスケーターとなった羽生結弦の姿を最後までお見逃しなく!」としている。

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