バスケットボール女子Wリーグの東京羽田ヴィッキーズは10日、シャンソン化粧品を退団した栗林未和(24)が来季加入することを発表した。

栗林は今年2月にシャンソンを去った7選手のうち、移籍先が決まった最初の選手となった。

シーズン中の大量退団という異常事態を受けてWリーグは3月、シャンソンの退団選手がスムーズに移籍できるよう、自由契約選手として早期公示する特例措置を決めていた。

北海道・札幌山の手高出身の栗林は富士通を経て今季シャンソンに移籍。シャンソンのプレスリリースによれば「方向性の違い」でシーズン途中に退団を決意した。188センチの長身を生かしたプレーが特徴。東京羽田を通じて「ヴィッキーズの一員としてファンの皆さんとともに戦えるのが、とてもうれしい」などとコメントした。