前回大会準優勝の男子日本代表主将、橋本壮市(31=パーク24)が笑顔なき銅メダルに終わった。
5度目の出場で初のノーシード登場。1回戦でモロッコ選手を下した後の2回戦で、世界ランキング1位の東京オリンピック(五輪)銀メダリスト、ラシャ・シャブダトゥアシビリ(ジョージア)と対戦した。
序盤からいきなり難敵と当たったが、中盤に足車で奪った技ありを守って3回戦へ。さらに勝った後の準々決勝で、まさかの結果が待っていた。
ニルス・シュトゥンプ(スイス)に一本負け。後に優勝する26歳に屈して17年以来6年ぶり2度目の金メダルを逃したが、敗者復活戦を勝ち上がって3位決定戦へ。
最後はアゼルバイジャン選手に完勝し、意地の3大会連続メダルとなる銅を死守した。左の背負い落としで技あり、右の体落としで合わせ一本を奪う完勝で締めくくり、表情は崩さずとも納得の顔は見せた。試合後も「優勝しか目指していなかったので、すごく悔しい」としながら「最後、勝って終われて良かった」と振り返った。
この階級で五輪2連覇の大野将平(31=旭化成)がパリ五輪を目指さないと表明した後の大会だっただけに、結果しか求めていなかった。それだけに「本当に悔しい」と繰り返しつつ「でも、次につながる試合はできた。(現地応援した両親や夫人に)次の大会では格好いい姿を見せたい。パリで優勝するために、また次の大会から優勝したい」と集大成を見据えた。


