八村塁(25)がエース封じに手応えを得た。

所属する西カンファレンス(西地区)7位のレイカーズは、同地区決勝で同1位のナゲッツに126-132に敗れたが、20点差以上がつく場面もあった前半から、第4クオーターでは3点差まで詰め寄った。

逆襲に成功した後半について、八村は「それは我々のゲームプランの一部でした」と戦術について振り返った。

ナゲッツの絶対的エース、2季連続最優秀選手のニコラ・ヨキッチ(セルビア)は211センチの体格に俊敏さを備え、外角やアシストもできる万能選手。どう止めるかは、試合前からの焦点の1つだった。

前半は対応できずに得点を重ねられる中で、キーマンが八村だった。

「試合前に話し合って、コーチたちからは私がヨキッチを守るつもりだと伝えられました。かなり良いプランだったと思いますし、後半では我々はヨキッチに対して良い仕事をしました」。

特に最終第4Qでは、レイカーズは八村がヨキッチに正対する布陣を継続した。粘り強く体を張り、アンソニー・デービスのサポートも受けながら守備に奮闘。時にいらだつようなしぐさをみせた相手をフリースローの3点だけに押さえ込んだ。

同時に、攻撃面でも豪快なダンクシュートなどを決め、日本選手として初出場した地区決勝で存在感は光った。出場時間28分で、17得点、1アシスト、1ブロックショットの記録以上のインパクトを残し、勝利の鍵を握る起用が今後も続きそうだ。

「このシリーズは、ゴールデンステート(・ウォリアーズ)とプレーしていた前回のシリーズとは違うように感じます。ポイントガードは201センチで、全員が207センチなどです。私たちにとってはやりやすいと思います」。初戦を終えて、そう歓迎した。第2戦はデンバーで18日(同19日)に行われる。