ホーム開幕! B1秋田ノーザンハピネッツは14日、本拠地・CNAアリーナ☆あきたで島根を迎え撃つ。昨年12月広島戦で左膝前十字靱帯(じんたい)断裂、大腿(だいたい)骨骨挫傷の大けがで戦線離脱した田口成浩(33)にとっては294日ぶりのホームコートだ。前節北海道との第2戦ではチーム最多の17得点をマーク。今度は地元でブースターに完全復活を届ける。
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ついに「おいさー」がCNAアリーナに帰ってくる。今季は100%の声出し応援が解禁。全力応援は19-20年シーズン以来だ。田口は「声出しありで『おいさー!』を聴きたいし、『シゲー!』って聴きたいし…。地鳴りのようなブーイングも聴きたいし。楽しみです」。会場中に響き渡る声援が待ち遠しい。
昨季は22試合、平均19分4秒の出場で12・3得点。昨年11月三遠戦でキャリアハイタイの30得点をマーク。絶好調の最中、大けがを負った。「シーズン中は辛かった。何もできない。声はかけられるけど、プレーでは何も…。歯がゆくて、悔しかった」。長く悔しい5カ月を過ごしたが、シーズンが終わってからはあっという間。「『シーズンが終わったら、もう俺のシーズンだ』って、次の日からワークしてたんですけど、むしろ時間が足りないという感じ。あっという間でしたね」。焦りもあったが、着実にコンディションを整え、9月中旬の東北カップでゲーム復帰。会場には涙を流すブースターもいた。「それだけ、『自分のことを待っててくれる人がいるんだ』と。ベンチに帰ったとき、涙をこらえるのに必死で。恩返ししたいという思いが強くなりました」。
「どんな勝ち方でもいいので、勝ちを届けたい」。田口は言葉に力を込め、続けた。「やっぱり勝たないと。見てる方は勝ち試合を見に来ているはずなんで」。昨季はホームで10勝20敗と、なかなか勝利を届けられなかった。「勝率が去年の逆になるように。そうすれば、おのずとチャンピオンシップ(CS)も見えてくる。1つ1つ乗り越えて、積み重ねてやっていきたい」。クレイジーピンクに染まるアリーナで、復活した「おいさー」が2年ぶりのCSに向けてかじを取る。【濱本神威】
○…アジア競技大会(中国・杭州)の日本代表・熊谷航(27)、赤穂雷太(25)が、前節の北海道第2戦からチームに合流。2人とも出場はなく、試合は70-79で敗れた。ポイントガードとして司令塔を担う熊谷は「コミュニケーションのミス、ターンオーバーの質や数であの点差になったかなと思います」と分析。一方で、4選手が2桁得点をマーク。「シューター陣が好調。ディフェンスを積極的にやりつつ、ファウルが少なかった。そこはポジティブな部分」と振り返った。ホーム開幕に熊谷は「秋田県一丸となって、バスケットを、秋田県を盛り上げていきたい」と活躍を誓った。


