B1秋田ノーザンハピネッツは島根に延長の末、87-93で敗れた。294日ぶりにホームコートに立った田口成浩(33)が、チーム最多タイの17得点をマークし、ほかに3選手が2桁得点を挙げるなど奮闘したが、あと1歩及ばなかった。
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ホームコートで「おいさー」が復活した。第1Q残り4分21秒、大歓声に迎えられながらコートイン。田口は「温かかったですね。(歓声は)グッとくるものがありました」。まずはコートに入ってわずか16秒、あいさつ代わりの3点シュート(3P)だ。「帰ってきたぞ」と言わんばかりに、ベンチとブースターをあおると、残り2分33秒、1分24秒と続けざまに2点シュートを決め、第1Qだけで7得点。第1Qを終えて28-14と島根を大きく突き放した。
ロケットスタートを切った秋田だったが、第2Qに失速。前半を42-40で折り返すと、第3Qに逆転を許した。突き放そうとする島根になんとか食らいつき、80-83で迎えた第4Q残り2秒には、ジェフリー・クロケット(31)の3Pで同点。流れは秋田に傾いていたが、延長の5分で4得点しか奪えず、力尽きた。
チーム最多タイの17得点。3Pも3本沈めるなど、復活を印象付けるには十分。だが、田口の表情は厳しかった。「惜しいという展開だと意味はない。勝ち切れなかったことが本当に悔しい」。リバウンドや勝負どころでの得点力に差があった。今日の第2戦に向け、田口は「とにかく、どんなことがあってもいいから勝つことだけを考えて。『勝ちたい』って気持ちは『ボールを取りに行く』という気持ちにつながる。全員でやっていきたい」。リバウンド1本、ルーズボール1つに全力を尽くす。【濱本神威】


