関学大が関西大との「関関戦」に3季ぶり勝利で、無傷の4連勝を飾った。

前半こそ15-15の五分。後半に入ると一気にギアを入れて突き放した。圧巻は後半29分。キックオフのボールを受けたWTB山本快(3年=関学高)が一気に突き抜けた。相手タックルをかわし、引きずりながらインゴールに飛び込む75メートルの独走トライで、勝負を決めた。

「ボールをキャッチしたら前が空いてたんで、走ったらビッグゲインになった。キックオフからトライはなかなかないんで、うれしいですね」。追いすがる関西大をこの時点で41-20と20点差以上つける大きなトライとなった。

高校まではCTBだった。50メートル6秒2の速さもあるが、ムキムキに鍛えた上半身が示すようにパワー型でもある。「自分の体ではCTBでは通用しない。上を目指したいんで」とWTBに転向した。昨秋までレギュラーではなく、下級生にポジションを譲り「悔しかった」。現在はスクワットで200キロを上げる。ムキムキに鍛え上げてレギュラーに君臨する。

2年連続で逆転負けを食らっていた「関関戦」を制し、4連勝とした。次戦は昨季の関西王者・京産大と対戦する。小樋山樹監督は「絶対に勝てるよう準備したい」。ムキムキのトライゲッター山本を中心にした攻撃力で、関西王者に向けた大一番に臨む。【実藤健一】