ショートプログラム(SP)4位の本田真凜(22=JAL)が、9年連続となる全日本選手権(12月、長野)出場権を手にした。
フリー5位の90・28点にとどまり、合計142・12点の5位。演技後は3人を残しての暫定3位で、通過ラインの上位5人入りが危ぶまれた。後続の結果で全日本進出が決定。演技前ながら更衣室に駆け込んできた同い年の青木祐奈(日大)に知らされ「最後まで諦めずにできた」と涙を流した。
心は揺れていた。演技前から「スケート21年目で一番と言っていいぐらい緊張した」と戸惑った。序盤のジャンプは着実に着氷させたが、乱れ始めた演技後半のダブルアクセル(2回転半)は1回転半で0点。それでも6位をわずか2・11点差で上回った。
小学生の頃から競い、今大会を179・40点で制した青木らと向かう晴れ舞台。緊張から解き放たれた明治大の4年生は「次は『何点以上』と考えての緊張はない。強い自分を皆さんにお見せしたい」と言い切った。【松本航】
〈1〉青木祐奈(日大)179・40点
〈2〉江川マリア(明治大)163・72点
〈3〉石田真綾(立教大)151・62点
〈4〉三枝知香子(日大)143・37点
〈5〉本田真凜(JAL)142・12点
〈6〉増田未夢(東洋大)140・01点
〈7〉田辺桜香(日大)139・41点
〈8〉平金桐(法政大)138・16点
※上位5人が全日本選手権進出


