日本オリンピック委員会(JOC)の三屋裕子副会長(65)が21日、NF会長会議終了後に取材に応じ、10月29日にプライベートで家族と行動中に頸椎(けいつい)を損傷した山下泰裕会長(66)の現状について、「リハビリに専念したい、集中したいという意向であると聞いています」と説明した。

今月9日にJOCが発表した近況では、「ご家族以外の面会謝絶は続いてはいるものの、事故直後から意識もはっきりしており、会話が出来ていると聞いております」と報告されていた。同副会長は「この間お伝えした以上は聞いておりません。1日も早い復帰を待ちたい。いまは留守を守る」と述べた。NF会長会議でも、同様に早期の回復を願う声があったという。