宇都宮ブレックスの連勝が6で止まり、東地区首位に立つ機会を逃した。

第1クオーター(Q)開始直後にあっという間に8点差をつけたが、そこから苦戦した。守備の強度をぐっと上げてきた秋田ノーザンハピネッツに対し、ボールをうまく動かせない。ロースコアの接戦に持ち込まれた。

「出だしはアグレッシブに対応できていたが、うちの強度が下がって、相手の強度が上がった」と佐々宜央(さっさ・のりお)ヘッドコーチ。2点ビハインドの第4Q残り12秒、エース比江島慎の個人技に託したが、比江島がドリブルで足をもつれさせ、ボールを相手に奪われて万事休した。

佐々ヘッドコーチは「ボールを回せず、タフな状況でのシュートを強いられてしまった。最後のプレーは彼(比江島)の責任ではない。(選択的できたフロントコートではなく)バックコートから攻めたのは、縦に攻めていきたかったから」と話した。

ギャビン・エドワーズの離脱から3試合連続で先発出場したベテランの竹内公輔はこう振り返る。

「比江島やDJ(ニュービル)といったうちのキーマンの選手たちが、相手の強度の高い守備に阻まれてしまった。こういうクロスゲームを勝ってきたのがブレックス。(強度で)相手に上回れてしまった部分は残念」

ハードな守備を敷かれた際にまだ、攻撃が停滞してしまう。佐々ヘッドコーチも自覚している。「プレッシャーをかけられてボールが動かなくなるのが課題。戦略、戦術の面でしっかり立て直したい」。

東地区首位のアルバルク東京が今季3敗目を喫し、勝てば首位に並ぶチャンスだった。今週末は、中地区首位の川崎ブレイブサンダースとの2連戦が控える。「川崎には昨季2連敗している。チャレンジャーとしてホームで連勝したい」と竹内。1つのヤマが訪れた。【沢田啓太郎】