左ふくらはぎ肉離れのため欠場していたレイカーズ八村塁(25)が、6試合ぶりの復帰戦で17得点を挙げる活躍を見せた。途中出場で18分42秒プレー。3リバウンド、1アシスト、1スチールもマークした。

第1クオーター(Q)残り約3分からコートへ。同Q残り48秒、ゴール下でパスを受けて右手でダンクをたたき込んだ。第2Qも引き続きプレーし、左コーナー付近からゴール下に切れ込んで得点。その後もフリースローを1本決めるなどしたあと、ベンチに戻った。

第3Q途中から再投入されると、さらに存在感を発揮。第4Qには、ゴール下で相手に当たり負けせずにシュートをねじ込み、さらに速攻からのダンクを繰り出すなど、このクオーターだけで8得点を挙げた。

エースのレブロン・ジェームズを欠いたチームは競り負けたが、“弟子”の八村が復調をアピールした。

八村は12月31日(日本時間1月1日)のペリカンズ戦で負傷し、その後は欠場が続いていた。自身にとって24年最初の試合となったこの日は、欠場前に装着していたフェースマスクはなく、素顔で奮闘した。