B2新潟アルビレックスBB(東地区7位)は27、28日の第18節、愛媛オレンジバイキングス(西地区7位)と新潟市東総合スポーツセンターで対戦する。地区最下位同士の対戦で、勝負強さを見せるCカイル・ハント(34)がカギを握る。新潟は5勝27敗でリーグ全体順位も最下位の14位。ただ7勝25敗で全体13位の愛媛との直接対決で連勝すれば最下位を脱出できる。ハントは白星を挙げた西地区首位の滋賀レイクスとの2戦目(21日)で第4クオーター(Q)に勝ち越し点を奪うなど好調を維持。チーム浮上のため全力を尽くす。
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シュートの打ち込みに、マンツーマンの守備、そして実戦形式。「自分たちは勢いづいている。このままの状態で勝たなければならない2試合を戦う」。ハントは愛媛戦に向けた練習メニューに熱い気持ちで取り組んだ。
「やるべきことをやれば、勝つチャンスはある」。連勝すれば7勝27敗で並び、直接対戦で上回るため、新潟が上位につける。開幕直後から“定位置”になっていた最下位から脱出するチャンス。相手は7連敗中で、新潟は年明け4試合で3勝1敗と状態は上向きだ。
何より自身が安定している。今季ここまで32試合中、出場した30試合はすべて先発。208センチ、104キロの体には、ベンチプレスで150キロを持ち上げるパワーを備え、インサイドの攻防を仕切る。前節滋賀戦の2戦目、新潟は92-81と今季最多得点で西地区首位チームに競り勝った。ハントは20得点。第4Q、71-71から勝ち越しのレイアップ。その後も相手を突き放すシュートを決めた。ハーフタイムには「全員でハードにプレーしないと勝てない」と活を入れるなど、コート内外でチームメートの信頼は厚い。
滋賀戦は米国から両親が来日して観戦。勝利の瞬間を見せることができた。自宅では母マービアさん(61)の手料理のチキンウイング、マカロニチーズなどを楽しんだ。「いい時間だった。エナジーをもらった」。滋賀戦後に帰国した両親に、改めて白星を届けることを誓う。それはチームの浮上に直結する。【斎藤慎一郎】
○…ケイシー・オーウェンズ監督(52)は「最下位脱出は今、一番やらなければならないこと」と言った。西地区首位の滋賀を破った一戦で手応えをつかんだ。外国籍選手が入れ替わり、主力もケガから復帰するなど戦力が整いつつある。何より「ファイティングスピリットを持っている」と選手の精神面の充実を評価する。24日には今季初めて練習を一般公開した。約100人のファンが見学。「もっと気軽にアルビレックスを楽しんでほしいと思い公開した。序盤戦とは違うチームになっているところを見てもらいたい」とアピールした。


