前回8強の小林広夢、伊藤礼博組(日本大)が初優勝を飾った。2連覇を狙った張本智和(智和企画)森薗政崇(BOBSON)組を3-1(11-8、7-11、11-9、11-7)で撃破した。

小林は「優勝を目指してやってきた中、パートナーが実力以上のものを発揮してくれた。そのおかげだと思います」と感謝。伊藤も「自分自身、全国タイトルが初めてなので、うれしい限りです」と声を弾ませた。

ゲームカウント1-1で迎えた第3ゲーム(G)は10-5から4連続失点で迫られながらも踏ん張り奪取。第4Gでも後半の4連続得点で突き放した。張本からは「中国選手のような破壊力があった」とたたえられた。

実績のあるペアを倒した2人。東京・安田学園高出身の伊藤は「強豪高出身ではないですが、そうであっても王者を苦しめることはできる。少しでも汚いボールを出したりして、他の人と違ったやり方をすれば勝てるということを自分が体現できれば」と笑顔を見せた。小林は「自分が好きな卓球を続けたい思いで頑張れている。好きという気持ちや強くなりたいという思いが強ければ、どこまででもいける」とかみしめた。

連覇を逃した張本は、シングルスでは4強に進出。妹の美和も女子シングルスで4強へ駒を進めており、兄妹優勝を懸け、28日に準決勝へ臨む。